わんぱく宣言2008/全国こども作文・スピーチコンテスト 公式ホームページ
わんぱく宣言 2008
テーマ
「ありがとう」
奨励賞
(中学生の部)
山口 愛輝(やまぐちあいき)
鹿児島県/鹿児島大学教育学部附属中学校 1年
『ぼくらは、挑む』
「ありがとうございました。」
遠泳をした海と、見守ってくれた鹿児島のシンボル桜島に、清水原小学校児童全員で、感謝の気持ちを込めて、頭を下げた。
ぼくは、六年生の夏休み、鹿児島の郷中教育と錦江湾横断遠泳をテーマにした映画「チェスト」に、清水原小学校、六年ニ組、亀井アイキ役で、出演した。六年二組は、東京、長崎、鹿児島の小学四年から、中学三年までの三十一人のクラスだ。合宿で、皆の気持ちが、一つにまとまった。
二時間の映画「チェスト」完成という目標に向かって、監督、プロデューサー、スタッフ、出演者が、動き出した。毎日、毎日、大人、子供関係なく、みんなが、自分の仕事をきちんとしていった。「自分の仕事を、きち
んとする。」ことが、こんなに大変だとは、思ってもみなかった。食事係は、毎日の皆の食事。衣装係は、シーンごとの皆の衣装。水中カメラマンに、音声さんなど、今まで知らなかった仕事が、沢山、わかった。
鹿児島の夏は、暑い。一日中、水着で出番を待った。退屈して、ロケ用の船で、大暴れして、スタッフさんに、おこられた。大きなバケツに入った麦茶を、争って、ガブガブ飲んだ。波に負けないように、必死に、泳いだ。
潮目は、冷たかった。
三月一日、「チェスト」が、公開初日を、
迎えた。一ヶ月以上のぼくらの頑張りが、二時間に詰まっていた。満員の会場の人々に、伝わったのだろうか。感想を聞いてみたいと思った。「チェスト」は、大切な物を、一杯
運んできてくれた。協力、友達、初めての体験、映画の観方。表面だけでなく、裏で支えている人々の事も、考えるようになった。
ぼくは、自分の住む鹿児島が、大好きだ。六年間、植物採集や、川の生き物、水質調べをして、自然に、かかわってきた。オイカワ、
カワムツ、テナガエビ、サワガニ、アカハライモリも、元気一杯だ。映画を通して、鹿児島の良さを、全国の人にも、沢山、知って欲しいと願う。
「六年二組の友達」
「映画作りに関わったすべての人達」
「今、観た人、これから観る人」へ
ぼくの今の気持をこめて、
「ありがとう。」
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