わんぱく宣言2008/全国こども作文・スピーチコンテスト 公式ホームページ
わんぱく宣言 2007
テーマ
「我が家の食卓」
ベストスピーチ賞
山口 恵璃 (やまぐちえり)
福岡/大牟田市立平原小学校4年
「テーブルの気持ち?!」
スピーチを聴く
わたしは山口家のテーブル。
朝、わたしの上にはパンがならべられる。家族四人はそろって食べ始める。みんなが食べ始めると、食べかすがポロポロふってくる。声が聞こえなくて(さびしいな…。)と思う。
だって、父親の返事はハ行だけ。「ハァ」「フーン」「ヘー」「ホゥ」だ。
えりだって、「あー」しか使わない。
母親が一生けん命しゃべっているけど、すぐに話はおしまいだ。
夜、平日は三人。えりと妹が学校のことを話している。学校のことが分かって母親はうれしそう。でもえりの話はいつも妹がじゃまをするので、よくわからなくなってしまう。
土・日の夕食は父親も加って四人にふえる。
朝とちがって、父親も話すので、にぎやかだ。
父親は『ものしり』らしい。いろんなことを母親にも子どもたちにも、せつ明している。朝とはまるで別人だ!
父親がのみ会のときはすぐわかる。わたしにのせられるお皿の数が少ないからだ。みそ汁はぜったいない。納豆や冷凍食品ばっかり。(もっとのせてよー。)て言っても聞こえない。
一年に一週間だけ、六人で食事をする。あい知と大阪に一人で住んでいるおばあちゃんが来るからだ。おばあちゃんは二人とも、「一人の時よりもごはんが百倍おいしいわ。何回でもおかわりできそう。」 と言っている。おばあちゃんがいるときはお皿の数がすごくふえる。見たこともないメニューになる。わたしは重いけど、へっちゃらだ。みんな、えがお、えがお、えがお。楽しそうにしゃべるから、うきうきする。こんな食事がずっとずっと続けばいいなと思う。
だけど、去年はおばあちゃんが一人しか来なかった。大阪のおばあちゃんが病気で手じゅつしないといけなかったからだ。六人そろうことを楽しみにしていたわたしは、一人少ないことにがっかりした。(大阪のおばあちゃんも来てー。)とねがった。
それなのに、今度は母親も大阪へ行ってしまっていなくなった。おばあちゃんのおせわをするためだ。いつもいるはずの家ぞくがいなくなるってこんなにさびしいなんて知らなかった。わたしは、みんながえ顔でしゃべってくれるとうれしくなる。みんなが元気でパクパクごはんを食べてくれるとうれしくなる。
これからも山口家のテーブルとして、みんなの元気とえ顔を見続けていくぞ!
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