わんぱく宣言2008/全国こども作文・スピーチコンテスト 公式ホームページ
わんぱく宣言 2007
テーマ
「我が家の食卓」
優秀賞
(小学生低学年の部)
稲葉 任哉 (いなばとうや)
大阪/泉大津市立穴師小学校 3年
「空手の日のばんごはん」
スピーチを聴く
ぼくは、週に三回、月曜日と木曜日と金曜日に、夕方の六時から空手をならいに行っています。
帰ってくるのは、大体、ばんの九時半くらいになります。
空手には、かあちゃんがつきそってくれていて、ばんごはんは、おやじが作って、ぼくの帰ってくる時間に合わせて、ほかほかに作ってまっていてくれます。
おやじが作るきっかけになったのは、九時半に帰ってきて、かあちゃんがいそいでいそいで、作っていたある日、とうとう、かあちゃんが、
「もう、こんなしんどいのいやや。ごはんなんか作りたくない。」
と泣いてしまったからです。
ぼくは、空手が大すきだけど、かあちゃんが泣いているのは、なんだか見たくないなぁ空手、やめてしまおうかな。とうつむいていたら、おやじが、
「心ぱいせんで、ええ。かあちゃんばっかりしんどい思いさせて、おやじもわるかったんや。今どから、おやじも手つだうで。」
と、言ってくれました。
つぎの空手の日、すきやきみたいなものを作ってくれました。
かあちゃんのすきやきのほうが、おいしいけど、おやじが、たぶん、いっしょうけんめい作ってくれた、すきやきみたいなやつは、はらたつくらい、うまかったです。
それから、ちょっとしょっぱい、からあげや、あじのうすい、おみそしる。やいただけやと思うギョウザ。時どき、おみせで買ってきたやろうと思うコロッケ。 ぼくは、おいしくないなって思う時もあるけど、かあちゃんは、いつも
「おいしい。おいしい。」
と言ってにこにこ、わらっています。空手、よくがんばっているとも、ほめてくれるようになりました。
さいきん、だんだんと、おやじのばんごはんが、本とうにおいしくなってきたよ。
それにな、おやじのエプロンすがた、かっこいいと思うで。
週三回のばんごはん、ありがとうな。
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